健康・風土学習PROGRAM
丹那の酪農に関するジオサイトを電動カートで巡る
本ツアーの参加について
本モデルコースは今後開始予定のツアーとなっております。
現時点で募集はまだ行っておりません。募集開始の際には本項目にて詳細をご案内いたします。
ジオツアー 概要
かんなみのGEOと「温泉」の関係
伊豆半島は、フィリピン海プレートの移動によってはるか南の海から現在の位置に移動して来ました。フィリピン海プレートの北上によって海底火山群の地塊が本州に激突し、約60万年前に現在の半島の形になりました。伊豆半島の「ジオパーク(※)」として特異特異な成り立ちを端的に体感できるところ、それが丹那盆地をはじめとする函南です。
かつて丹那盆地は豊富な湧水に恵まれ、稲作、わさび栽培がさかんでした。
しかし、1918年に始まった東海道本線丹那トンネルの工事によって、大量の地下水が抜けてしまいました。深刻な水不足に見舞われた丹那盆地では酪農に活路を求めました。
※ ジオパークってなに?
ジオ(地球、大地)とパーク(公園)を組み合わせた造語で、「大地の公園」とも訳されています。単に地層や岩石などの地質遺産にとどまらず、そこの大地に根差した人々の営みもジオパーク活動です。伊豆半島ジオパークは2018年、地質の国際的価値と人々の活動が高く評価され、国内9カ所目のユネスコ世界ジオパークに認定されました。
GSM(グリーンスローモビリティー)について
移動はGSM(グリーンスローモビリティー)という電気自動車で環境にやさしい移動手段です。時速20KM以下での走行でドアがなく安全に全身で丹那の自然を満喫できます。
※GSMは4名定員になります。ガイド兼ドライバー1名を含み、お客様は3名までとなります。
ジオツアー コース紹介
本ツアーでめぐる函南のジオスポット
丹那断層公園
約2mの横ずれが地表で観察できるユニークな場所。観察室では地層のずれも見ることができます。
火雷神社
北伊豆地震の際に石段と鳥居の間に1.4mほどの横ずれが生じました。地域の人々は災害を語り継ぐために、破損した鳥居と石段をそのまま残しました。